労災保険を適応するかは会社次第
労災保険を実際に適応できるかどうかは会社次第という所もあります。普通の会社であれば仕事中のけがについては補償されることが多いのですが、会社によってはその程度では労災とは言えないと通告し、労災保険の利用を断ってくることがあるのです。これに意味はないように思われますが、手続き等が面倒であるということから利用したくないと思っている会社はそれなりにあります。
絶対に適応しなければならない事例というのは勿論使うことになりますが、ちょっとした怪我程度では労災と認められないことがあります。保険会社がどのように考えるのかも大切な所ですが、会社側が利用すべきかどうか考えることになるのが労災保険と考えてください。そして確実に利用できる事例というのはそこまで多くありません。大きなけがをすれば確実ですが、大したことのない捻挫や打撲程度だと認められないケースがあります。
こうした事例から労災保険を利用できないことがあります。自分が利用したいと思っていても、最終的に判断するのは会社と保険会社なのです。この2つの壁を超えてようやく労災保険を適応することが出来るようになります。実際に利用できるかどうかは現場の判断というのも大きくなるので、利用できなかったら仕方ないと諦めることも大切です。
利用できる範囲というものを自分でも理解し、ある程度そのような怪我はしないように自分で身を守ることも必要となります。怪我の頻度によっては労災保険の助けを受けるということを考えるのです。