利用することになる業種は多い
あまり労災保険というものを利用する機会はないと思いますが、実際には利用する機会が多い業種というものもあります。特に建設業では色々な事例で労災と判断されることも多いので、保険が適応される機会も増えてきます。勿論そのような場面に遭遇しない方がいいのですが、どうしても遭遇する場面というのは出てしまうと考えてください。建設業だとちょっとしたことで労災と判断されることがあるため、労災保険の申請というのも多くなりがちです。
また製造業でも労災保険というのは結構利用することになります。機械を利用して作業をするためにどうしても指などを切ってしまう可能性が高く、これによって労災保険を適応することが多くなるのです。私も実は労災保険を利用したことがあり、機械で激しく指に傷が出来ると労災を適応してくれたことがありました。製造業は未だに手で作業をしている所も多くあるので、どこかで労災というものが発生しやすい状態だと思います。
また交通事故も労災保険で補償されることがあります。勿論補償されるためには会社へ行く予定があったり、色々な出張で車を利用していたなどの状態に限られます。ただ多くの場合は労災保険の対象となるので、通勤中の事故があった時は速やかに労災保険の手続きを行ってください。利用するとしないとでは補償される金額が大分異なってきますので、通勤中に事故にあった場合は落ち着いた頃に労災保険が利用出来るような手続きをしておく必要があります。